私が前の会社を辞めてフリーランスになったのが2021年11月のこと、所謂「コロナ渦」真っ只中のことだ。
何故、そんな社会的にも不安定な情勢のときにフリーランスを選択したのかということを今回は話したいと思う。

まず、断っておくが私は別に前の会社が嫌いだったとかそういう理由で辞めた訳ではない。
右も左も分からない19歳のフリーターを雇ってくれたことはとても感謝しているし同僚とも
今でもちょくちょく連絡を取り合う仲である。
じゃあ何で会社を辞めたのかと言うと一番のきっかけは「コロナ」だ。

 

 

会社員って本当に安定??

コロナが流行りだしてから飲食業や他業種に比べたら影響は少ないと思うがそれでも私の勤めていた会社も業績が落ちだしてきた。
元々私が入社したタイミングで3年目ぐらいの会社だったので今まで業績がずっと右肩上がりで自分の勤めている会社の業績が落ちるということを体験したことがなかった。
それまで私は転職したいとか少しは考えたことはあってもフリーランスという働き方を考えたことは一度もない。
正直言って成功するかも分からないし、生活も不安定なイメージが強い。
何よりも会社に勤めて安定して給料をもらうのが普通だと思っていたからだ。
しかし、会社の業績不振を見て「会社勤めって本当に安定してるのか?」という考えが私の中で膨らんできた。
その段階で大手への転職や起業、フリーランスなど初めて調べてこれからどうするかを悩みだした。
調べてみると私の職業(ITエンジニア)は比較的独立がしやすいようでフリーランスに仕事を紹介してくれる
仲介会社も多くあった。この辺りで9割方フリーランスになる決心をしていた。

 

 

会社勤めだと無駄な業務が多い

先ほど会社が嫌で辞めた訳ではないと言ったが少しだけ語弊があった。
仲の良い同僚も多く職場環境としてはとても楽しく働いていたが、会社に対しては入社当時から不満があった。
それは必要ないと思う社内業務がいくつもあったことだ。
週報や月報などの定期的な所感の提出。年間の目標の提出と中間報告。将来について話し合うキャリア面談。
他にも様々あるがこれらの作業が嫌いで何度も会社に撤廃を提案したものだ。(その度に煙たがれていたが)
これらの作業は概ねプライベートの時間を消費して行わなければならない。
また、このプライベートの時間で行ったことが自分の給料査定として評価されるのだ。
私にはやりたいことが常に沢山あって正直このような作業に自分の人生を削りたくないと
思ったことがフリーランスを決意した要因の一つであることは確かだ。

 

  

すべてが自己責任

まだまだうまくいくか分からない状態ではあるが少なくともフリーランスという働き方は私の性格にとても性に合っていると感じている。
会社に勤めていたら多少手を抜いていても同じ給料がもらえるし、体調を壊しても他の人が代わりに仕事をしてくれる。
それに対して今は常に頑張り続けなければならないのでモチベーションが段違いだ。
体調管理も徹底するようになったし、停滞しないように日々勉強を重ねている。
勿論、向き不向きがあるしみんなと協力して大きな仕事を達成する喜びなどが無いのは寂しく感じることもある。
今後また会社に勤めるのか又は会社を興すのかどうなるかはまだ分からないが、今は折角始めたフリーランスを精一杯頑張っていきたい。

 

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